無人島学校について

無人島学校とは

「体験」が人を育てる正解が変化し続ける今、必要なのは「自分で考える力」

電気も水道も建物もない無人島。持ち込む食料は水と米のみ。

2007年から毎年夏休みに実施している無人島学校(無人島一週間自給自足生活)には、現在まで述べ1000人以上が参加しています。無人島生活で、子どもたちにサバイバル力やアウトドア技術を身に付けさせたい訳ではありません。目的は人づくりです。何もない過酷な無人島で子どもたちは、自分の役割を見つけ、仲間に「ありがとう」と言われるために、自分ができる事を自ら考え動くようになります。そして普段の生活で「あたりまえ」と感じていたことに「ありがとう」 が隠されていることを実感し、自分が生かされていることに気づきます。そんな体験こそが、未来を生きていく子どもたちの「生きる力」になると考えています。

自然体験活動で身につく力はいくつもありますが、私が最も重要視するテーマは「自立」です。自分で考え、自分で決めるチカラを身に付けること。コロナ禍で人との距離が広がり、職業や働き方、社会そのものが変化している中で、とても重要なテーマです。

人との関わりの中で、何を考え行動していくのか。人間社会の原点であるアウトドアフィールドは、本来の人のあり方を学ばせてくれ、考える力の源泉である「価値観」を育みます。時代によって形を変えながらも、これからも学びの場を提供し続けていきたいと考えています。

無人島学校 校長 山崎清治

無人島学校 校長 山崎 清治(やまさき せいじ)やまさん

2003年にNPO法人生涯学習サポート兵庫を設立。無人島学校やリアカー縦断の旅など様々な体験学習プログラムをプロデュース。2017年には廃止された公設野外教育施設を購入し、「神戸三田アウトドアビレッジTEMIL」としてリノベーション運営を開始。また、講演講師・研修ファシリテーターとしても年間200本以上登壇し続けている。2022年、JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 2022「優秀賞」受賞。

無人島学校の体験から身につく力

プログラムもルールもほとんど決まっていない自由な無人島生活。正解はありません。だからこそ、自分で考えて決めます。

思い通りにならないことがたくさんある無人島生活。魚が捕れなかったり、ごはんもうまく炊けないこともある。でもみんなの役に立ちたいと必死に探し考えることが力になります。

みずしらずの仲間と過ごす無人島生活。どうしたら一緒に遊べるのか、話ができるのか、同じ体験、同じ感情を共有し、ぶつかり、思いを話し、折り合いをつけていきます。

無人島生活で魚や貝、にわとりなどをいただく事で、これまでどんな命や人の支えによって、自分たちの生活が支えられているという気づきが生まれます。

一般的なキャンプとの比較

何もない環境、与えすぎない環境を用意しています。

無人島学校の理念

受賞歴

2022年3月 ジャパンアウトドアリーダーズアワード2022 優秀賞 山崎清治
2021年2月 子どもたちの“こころを育む活動” 優秀賞 
2014年11月「子どもと家族・若者応援団表彰」内閣府特命担当大臣賞 受賞
2010年9月「第9回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」優秀賞受賞

メディア出演

2023年

■テレビ NHK総合「ニュースLIVE!ゆう5時」
「密着7泊8日・子どもたちの無人島サバイバル」
放送:8月31日木曜日
時間:17:00~17:57 放送エリア:全国
https://www.nhk.jp/p/ts/Q8V1XJ21NL/

2022年

ラジオ 6月4日(土):FⅯゲンキ
午後1時15分~1時45分(生放送):午後6時30分~7時(再放送)
出演 山崎清治「無人島学校」の告知、体験学習の重要性など
FM79.3MHz https://www.jcbasimul.com/radio/833/

ラジオ 6月9日(木):BAN-BANラジオ
「じもラジ木曜日」午後5時35分~5時45分(生放送)
出演 山崎清治 「無人島学校 一週間自給自足生活挑戦」について
FM86.9MHz https://www.banban.jp/radio/

■テレビ NHK総合「ニュースLIVE!ゆう5時」
放送:(前編) 8月31日水曜日 (後編) 9月1日木曜日
時間:17:00~17:57(内、何分頃から放送されるかはわかりません)
タイトル:「子どもたちの無人島生活」
放送エリア:全国
https://www.nhk.jp/p/ts/Q8V1XJ21NL/

神戸新聞 5月1日
無人島7泊8日自給自足に挑戦 参加者募集

2021年

神戸新聞 3月1日
無人島体験通じ子どもの心育む

2015年

神戸新聞 7月
第9回 チャレンジアイランド 参加者募集記事が掲載されました。

2013年

神戸新聞 8月27日
「無人島一週間生活 チャレンジアイランド2012」の解散式の様子が掲載されました。
チャレンジアイランド参加者の「えがおの写真」も掲載されました。

2012年

朝日新聞 8月27日
無人島一週間生活 チャレンジアイランド2012」から帰ってきた子どもたちの様子が掲載されました。

読売新聞 8月27日
「無人島一週間生活 チャレンジアイランド2012」の解散式の様子が掲載されました。
無人島での暮らしの様子や、子どもたちの感想等も掲載されています。

神戸新聞 7月14日
チャレンジアイランド 参加者募集の記事が掲載されました。